今回は、トランスフォーマーユナイトウォリアーズシリーズ(以下UW)よりコンピューティコンのご紹介です。
TF2010のエピソード「グリムロックの新しい頭脳」で一時的に大天才になったグリムロックがユニクロンの頭部の中で創り上げた5体の部隊で「テックボット部隊」と名付けられました。テックボット部隊の5体が合体すると合体戦士コンピューティコンになります。
<パッケージ表裏>
表はUWシリーズ恒例のかっこよすぎるイラストが、裏にはテクボット部隊1体1体のご紹介と合体戦士コンピューティコンの玩具画像が掲載されています。
箱の中身はテックボット部隊5体がビークルモードで収納されています。
説明書の裏にはUW恒例のオフショット。
今回はテックボット部隊メンバーが生みの親であるグリムロックにサプライズな父の日パーティーを行う内容。
TF2010エピソード「ブラック・マネー」でテックボット部隊と絡んだ商人ダーク船長も登場していますが当時から全然年を取っていないように見えます。しかもダークの娘らしき女の子まで登場していますが何も触れられていません。「ブラック・マネー」ではメリッサ・フェアボーンと好き合うシーンもあったのでひょっとしたらダークとメリッサの娘なのかもしれませんが、30年経過した割には娘が幼すぎるような気がします。
それではテックボット部隊を1体1体ご紹介していきます。
【スキャッターショット】
テックボット部隊の指揮官。玩具でも他のキャラより大きいボイジャークラスでUW
シルバーボルトのリデコです。リデコさを全く感じさせないくらい細かくパーツが変更されています。
<ビークルモード>
銃が2丁付属します。ビークルモードでは拳部分に後ろ向きに固定させます。
<ロボットモード>
細かいパーツ、ウイング、色が変更されるだけでスキャッターショットになるのがすごいですね。
顔もアニメの再現性が高いですね。
可動性はUWシルバーボルト、CWサイクロナス同様です。
付属する2丁の銃を装備していろいろアクションを取らせられます。
<合体モード>
合体戦士コンピューティコンのコア部分に変形します。
頭部、胸のパネルも独自のものに変更されています。
【ストレイフ】
玩具ではUWブレストオフのリデコです。UWブレストオフで問題のあった頭部ポロリや両足がかっちりはまらない等の問題も解決されていました。
UWブレストオフの背中側がストレイフでは胸になりますが、肩の小ウイングや水平尾翼の追加、折り畳み式のメインウイングなどリデコというより新造玩具のようです。
<ビークルモード>
銃が1丁、手足首パーツが1つ付属しますが余剰なく固定させられます。
2本の砲身が機首につくビークルモード、まさにアニメ通りのストレイフです!
<ロボットモード>
前述しましたが、UWブレストオフの背中側をストレイフでは胸側にするだけで結構イメージも変わります。肩の小ウイングなど細かいパーツ追加もあります。
こちらもアニメのストレイフの顔を反映してますね。
付属の銃1丁と手首足首パーツを装備してアクション。
拳には2か所ジョイント穴があり銃を二通り装着させられます。
ビークルモードで機首になる2本の砲身も取り外しができ、武器として装備可能です。
<合体モード>
他のUWシリーズ同様、スクランブル合体システムなので、合体戦士の両手・両足に変形します。
【アフターバーナー】
UWグレイズグルーブのリデコです。ビークル上部を覆うガワが変更されています。
新造されたSFガンが2丁付属します。
<ビークルモード>
手首足首パーツはビークル上部に、2丁のSFガンはビークル側面に固定可能です。
欲を言えば、もう少しSFバイクのようなビークルにしてほしかったですね。
<ロボットモード>
正面からの見栄えは良いんですが、横から見た時のビークル前輪がSFビークル感を低下させているように思います。
頭部もUWグレイズグルーブから新造され、アニメに近いアフターバーナーの顔を再現してくれています。
2丁のSFガン、手足首パーツを装備してアクション!
<合体モード>
他のUWシリーズ同様、スクランブル合体システムなので、合体戦士の両手・両足に変形します。
【ライトスピード】
CWホイルジャックのリデコです。
新造された2丁の銃と手足首パーツが付属します。
<ビークルモード>
2丁の銃はビークル側面のジョイントに、手足首パーツはビークル天井部分に固定できます。
<ロボットモード>
新造頭部とカラーが違うだけでCWホイルジャックとはまるで別玩具のようになるのがすごい!
頭部は新造されています。ライトスピードが一番アニメに近い再現性だと個人的に思います。
武器を装備してアクション!
<合体モード>
他のUWシリーズ同様、スクランブル合体システムなので、合体戦士の両手・両足に変形します。
【ノーズコン】
CWルークのリデコです。これもストレイフ同様、リデコというよりかは新造された玩具です!
アニメではグリムロックによって一番最初に創られたテックボット部隊のメンバーです。
<ビークルモード>
大きなドリルが特徴的ですね。ドリル先端は安全性を考慮し押すとスプリング式で引っ込みます。CWルークがベースですが、アニメ同様、キャタピラーに変更されていてドリル戦車をしっかり再現してくれてます。
銃が1丁と手足首パーツが付属します。
<ロボットモード>
こちらはちょいアニメ再現はされていません。
(アニメではキャタピラー部分が腕になりました)
ですが、国内オリジナルな遊び方ができてとてもプレイバリューの高い玩具だと感じます。
頭部も新造されていますがアニメ再現性は、、まあまあといったところでしょうか。
拳ジョイント穴はルークと同様で先端に穴があるため、銃を握らせるようにというよりかは武器を直接腕に連結させるような固定方法です。手足首パーツは公式では足のジョイントに固定させていますが、腕にも固定可能です。
ドリルも取り外し、腕に固定できます^^。
<合体モード>
他のUWシリーズ同様、スクランブル合体システムなので、合体戦士の両手・両足に変形します。
ストレイフ、アフターバーナー、ライトスピード、ノーズコンに付属する手足首パーツは一応背中に固定させられます。(説明書に記載がない、公式でないものもあります)
それでは、テックボット部隊5体を合体させていきます!
テックボット部隊、トランスフォーム!!
テックボット部隊、合体!コンピューティコン!!
【合体戦士コンピューティコン】
これは今までのUWシリーズの中でも、もう文句が付けようがないくらいかっこよすぎますね~!
公式では右腕がアフターバーナー、左腕がストレイフ、右足がライトスピード、左足がノーズコンです。
顔もアニメのコンピューティコンをばっちり再現してくれていてます!
アンテナはUWスぺリオン同様に折り畳み式になっています。
スーパーコンピューター200台分の演算能力をもつハイテク戦士。
計算中にピコピコ光る胸のペイントも再現されています。
今までのUWシリーズと違う点は、5体に付属する武器も合体して巨大銃になる点です。これは本当にうれしいですね!!
(説明書にはスキャッターショット、ライトスピード、ノーズコンの3体分の合体が掲載されていましたが、5体分の合体が可能です)
コンピューティコン、アクション!!
5体すべてリデコキャラにもかかわらず、細かい箇所の変更、新造パーツ使用などで見事にかっこよく現代によみがえったコンピューティコン。最高です!!
スクランブル合体も可能です。
(両腕両足を入れ替え可能です)
テックボット部隊はTF2010のエピソード「グリムロックの新しい頭脳」で一時的に大天才になったグリムロックがユニクロンの頭部の中で創り上げた部隊です。
一番最初に創られたノーズコンはグリムロックのことを「お父さん?」と言っていましたが、その辺がオフショットシリーズに反映されたんでしょうね。
また、スーパーコンピューター200台分の演算能力を持つにもかかわらず情報不足のため、グリムロックが伝送デバイスヘルメットで知識を全部コンピューティコンに与え、以前のおバカなグリムロックに戻ってしまったという何とも面白いエピソードが好きです。
コンピューティコンはユニクロンのパーツを使用して創られたロボットなので、ある意味ユニクロンの分身的な強さがあるんじゃないでしょうか^^。
まだまだ遊び倒しても全然飽きないUWコンピューティコンのご紹介でした。
しばらくコンピューティコンを中心にサイバトロンのUWシリーズを絡めた記事が続くかもしれません、、、。
<おまけ>
スクランブル最強の合体戦士コンペリアンもUWで実現可能に!!